Ubuntu18.04LTS Windows10 デュアルブート環境構築

GW期間で時間があるので、以前使用していたノートPCにUbuntu18.04LTSとWindows10のデュアルブート環境を構築してみました。

0. 目次

  1. 空のUSBを用意
  2. Ubuntu18.04LTSのダウンロード
  3. USBへのUbuntu18.04LTSの書き込み
  4. Ubuntu18.04LTSで使用するパーティションの作成
  5. 高速スタートアップの無効化
  6. BIOSの起動
  7. Ubuntu18.04LTSのインストール

1. 空のUSBを用意

容量が8GB以上のUSBを用意して、FAT32でフォーマットする
(エクスプローラを開いて、USBを右クリック -> フォーマット)

2. Ubuntu18.04LTSのダウンロード

次のリンク「https://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1804-ja-remix」からISOイメージをダウンロードする(2020.04.12時点の最新バージョン:18.04.3)

3. USBへのUbuntu18.04LTSの書き込み

UNetbootinを使用して、USBに先ほどダウンロードしたUbuntu18.04LTSを書き込む
UNetbootin : https://osdn.net/projects/sfnet_unetbootin/
UNetbootinを起動したら、「ディスクイメージ(i)」にチェックを入れ、隣が「ISO」であることを確認し、一番右にある「…」をクリックし、先ほどダウンロードしたUbuntu18.04LTSのISOイメージを選択する
「タイプ(T)」がUSBドライブであることを確認し、「OK」を押す

4. Ubuntu18.04LTSで使用するパーティションの作成

(Windows10の場合) 画面左下のWindowsのマークを右クリックし、「ディスクの管理(K)」をクリックする
Cドライブを選択したあと、右クリックし、「ボリュームの縮小(H)」をクリックする
しばらくすると、「縮小する領域のサイズ(MB)(E)」の項目があるウィンドウが立ち上がるので、Ubuntu18.04LTSで使用する分の容量(ここにUbuntu18.04LTSの本体もインストールされるので最低でも20GB)を設定し、「縮小(S)」をクリックする

5. 高速スタートアップの無効化

「コントロールパネル」->「ハードウェアとサウンド」->「電源オプション」のように移動する。電源オプションに移動したら、左側の欄から、「電源ボタンの動作を選択する」をクリックする。「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す。チェックが外れていることを確認し、「変更の保存」をクリックする
参考 : https://pc-karuma.net/windows-10-enable-disable-fast-startup/

6. BIOSの起動

Ubuntu18.04LTSを書き込んだUSBがPCにささっているのを確認して、BIOSを起動する。起動したら、USBが一番はじめにBOOTされるようにBOOTの優先順位を変更する。
(注)メーカー等によって、BIOSの画面が異なるので、各自調べて設定すること

7. Ubuntu18.04LTSのインストール

Ubuntu18.04LTSが起動したら、「try ubuntu without install」をクリックし、Ubuntu18.04LTSが動くことを確認する。動作確認後、インターネットに接続する(有線、無線いずれも可)
デスクトップにインストールのアイコンがあるので、ダブルクリックし、インストールを開始する。「インストールの種類」の画面までは、画面の指示の通りで問題ありません。「インストールの種類」の画面に来たら、「それ以外」を押して次に進める。パーティション設定の画面になるので、

1. 「空き領域」を選択し、「+」をクリックする
「サイズ」: 4GB
「新しいパーティションのタイプ」: 論理パーティション
「新しいパーティションの場所」: この領域の終点
「利用方法」: スワップ領域
とし、「OK」をクリックする

2. 先ほどと同じ「空き領域」を選択し、「+」をクリックする
「サイズ」: 空き領域全て
「新しいパーティションのタイプ」: 基本パーティション
「新しいパーティションの場所」: この領域の始点
「利用方法」: ex4ジャーナリングファイルシステム
「マウントポイント」: /
とし、「OK」をクリックする

3. 「ブートローダをインストールするデバイス」にPCに入っているHDDもしくはSSDを選択する(基本的には、最初から表示されているもので問題ありません)

以上の3つを設定したら、「インストール」をクリックする
万が一、パーティションの設定を間違えた場合は、一旦インストーラを「×」で閉じて、再度、デスクトップのインストールのアイコンをダブルクリックして、はじめからやり直してください
あとは、画面の指示通りで問題ありません。
再起動後、Ubuntu18.04LTSが起動できたら完了です。
スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする